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寄付金のご案内

 「子供の町」施設の改築、給付型奨学金のための募金のお願い

令和元年6月吉日

社会福祉法人子供の町
理事長 斉之平 伸一
後援会長  松平 恒忠

平素より子どもたちへのご支援に深くご理解を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、子供の町は昭和24年5月に太平洋戦争終結後の戦災孤児を救済する目的で設立され、今年で創立70年目を迎えました。
現在、子供の町は「子供の町」と「エンジェルホーム」の2つの児童養護施設を運営し、2歳から18歳までの約150人の子どもたちをお預かりしております。入所児の多くは、両親の暖かい愛情に恵まれない、または家庭の事情により一緒に暮らすことができない子どもたちです。
最近は半数以上の子どもが虐待を理由として入所してきます。その子どもたちには90名の職員が寄り添い、愛情と信念をもって養育に関わっています。

子供の町は今後、子どもたちのケア単位の小規模化=ユニット化を図り、小集団による家庭的養護の実践に努めていく計画です。子どもと養育者の恒常的な信頼関係の構築を基に、子どもたちが安心して暮らせるように配慮し、自立支援に向けた取り組みを強化していきたいと考えております。

今般、皆様にお願いする募金の目的は、子どもたちが暮らす児童棟や昭和41年建築の管理棟・診療棟の改築資金、施設退所後に専門学校・短大・大学に進学する子どもたちへの給付型奨学金でございます。

皆様には平素よりご理解とご支援を賜っておりますところ大変恐縮ではありますが、子どもの養育環境の改善と、子どもたちの自立支援のためにさらなる格段のご支援を賜りたく存じております。何卒よろしくお願い申しあげます。